進路情報

進路指導・学習サポート
(3年コース)

進路指導部からのメッセージ:
社会に貢献するための使命感を抱こう

あなたの将来の目標は何でしょうか。将来の目標が設定できれば、何をすべきなのか、短期・中長期の行動を定めることができます。清教学園では、年に何度も進路ガイダンスを行い、目標設定に必要な情報を提供します。また、進路室にも各教室にも進学情報誌や大学案内を置き、確実に情報が手に入る環境を整えています。さらに卒業生による進路講演会や大学からの出張講義に参加すれば、きっと学習意欲を高められるはずです。また個人懇談では、学習状況に応じたアドバイスを行い、前向きに努力を続けられるよう、あなたを応援します。そしてこれが最も大切なことですが、自分の人生は自分のためだけにではなく、社会に貢献するためにあるという強い使命感が必要です。心を育むキリスト教主義教育の中での努力継続により、卒業時には大きく成長した自分自身を発見するにちがいありません。

シラバス 〜何をどう学ぶのか〜

シラバスイメージそれぞれの教科では何をどう学んでいくのか、またどうやって勉強すればよいのか。シラバスは、その問いに詳しく答えてくれます。各教科の特性や学習進度のことはもちろん、評価の観点や評価方法、学びの目的もしっかり説明されていますので、シラバスを携えて日々の学習に臨めば、自分自身の学習到達度やこれからの学習への見通しが理解されてくるはずです。シラバスが学習の道しるべとなることで、<主体的に学んでいく力>をきちんと身につけるための歩みが支えられる― そんな安心感に満ちた学習プロセスが高校3年間を通じて重ねられ、生徒たちの基礎学力と思考力は確かなものになっていきます。

本気で挑む「夢」に寄り添う一人ひとりの道を照らし導く「進路の設計」

進路の設計イメージ自分自身の賜物を生かしていくためには、自らを真剣に見つめられる学校生活が大切です。清教学園では、オリジナル冊子「進路の設計」を作成して、生徒たちが自分自身の志や夢を具体化し、チャレンジする日々を過ごせるよう、高校3年間を通してエールを送り続けます。「進路の設計」をもとに、最初期には「勉強する理由」を生徒たち自身が改めて考え直し成長していく機会が設けられます。またその後は、その成長の上に各人が「大学に行く理由」・「働く理由」を"自分事として"見定めていけるよう、詳細な関連情報・データを参照しながら、多くの相談・面談機会が持たれます。生徒一人ひとりが自らの道を納得して拓くまで寄り添い共に歩む ― それが清教学園の進路指導です。

大学進学への意識を高める
「高1・2セミナー」(基礎〜応用)

夏休みの期間には、英数国を中心に夏期セミナーを実施しています。内容としては、高1は1学期の復習を中心に、また高2は本格的な受験勉強への基礎固めとなるような構成になっています。参加する生徒たちにとっては、部活動などの課外活動との両立を図りつつ、集中的に学習に臨むという機会を通じて、基礎力はもとより応用力を身につける大切な時間となっており、毎年のように「現時点での疑問が解決できて、次のステップへの意欲が増した。受講して良かった。」との声が数多く聞かれます。また、セミナー期間中は、自習室を利用して切磋琢磨することにより、それぞれの生徒に学習習慣が確立されるようにも配慮されています。夏期セミナーを経て、生徒たちは自立的な学習姿勢を身につけ、希望する大学への進学に向けて、ますます意欲を高めていきます。

定期補講

高2初めから難関大学志望者を中心に英数の補講が開始され、高2後半からは目的・レベルに応じた形となって、国語も加わります。また高3では、志望や習熟度に応じた少人数制補講が全教科で行われます。

高3夏期・冬期セミナー

高3では、夏は日曜・祝日を除く毎日、冬は日曜・祝日・年末年始を除く毎日、大学受験向けセミナーが実施されます。各自に必要なセミナーを選択でき、どの講座も真剣勝負の熱気に満ち溢れています。

高3個別指導

高3の冬休み以降は、小論文入試への対策も含め、各生徒のニーズに応じた個別指導を手厚く行います。指導には高3担当以外の教員も加わり、学校全体で各生徒に向き合い、合格までサポートを続けます。

二者懇談会・三者懇談会

学習状況アンケートをもとに、各生徒の生活・学習習慣、学習到達度を確認し、充実した高校生活のためのアドバイスを行います。また、家庭との連絡も密に行い、生徒を温かく励ます環境に配慮します。

大学体験プログラム

大阪薬科大学

薬学の紹介や研究室見学、薬の歴史や開発についての講義や実習、大学生との交流など貴重な経験をします。参加者からは「前よりもずっと薬学部について深く知ることができ、より薬学に興味を持ちました。」と大好評のプログラムです。

同志社大学

高1・高2の生徒が理工学部インテリジェント情報工学科を訪問します。教授や院生から研究内容を聞き、実際に行われているプログラミングの授業を体験することで、身の回りの製品がどれだけ多くの研究を経て開発されたのかを学びます。

※2018年度より、関東方面の有力大学(東京大学、慶應義塾大学など)を訪問するキャンパスツアーも行われています。

TOPICS 1

卒業生の進路講演会

現役の大学生や社会人として活躍している先輩を招き、大学生活や大学で学んだ内容が社会でどう生かされているのかを聞く機会を設けています。志望大学や職業選択について考える貴重なチャンスです。

TOPICS 2

進路ガイダンス

生徒向けだけでなく、学年懇談会などの際には保護者向けの進路ガイダンスも行われます。大学入試や社会動向に関する最新情報を提供し、生徒たちはどう頑張っていけばよいのか、共通理解を深めます。

TOPICS 3

職業紹介誌「Navi」

生徒たちの夢には、<職業選択>が大きく関わります。清教学園では、PTA活動の一環として、保護者が自身の職業の魅力を紹介する冊子「Navi」が発行され、<生きた教科書>として、生徒たちの夢を熱くサポートしてくれています。このようにPTAからの支えも得て進められる学園のキャリア教育は、保護者と学校との信頼関係があってこそ成り立っているものであり、「生徒 ― 保護者 ― 学校」の三位一体が織りなす学園独自のスタイルには、教育関係者からの注目も集まっています。「Navi」は、生徒たちがしっかりと自らの夢を紡ぐための良き案内役となってくれます。