○アメリカンフットボールとは・・・

 「ラグビーとどう違うのか?」という質問がよくありますが、まず見た目には、頭にはヘルメットをつけて肩にショルダー・パッドと呼ばれる防具を装備しています。また、足にもパッドが入っています。アメリカンフットボールは、はじめて見る人には何がおきているかわからないスポーツだと思います。まあ、簡単に言えば陣取り合戦で球技と格闘技が混ざったような感じのスポーツです。どれだけ相手の陣地にボールを運べるかで勝敗が決まります。その運び方には当然のごとくルールがあります。一番基本的なルールとしては、「4回の攻撃で10yards(9mちょっと)前進すれば、また4回攻撃できる。」ということです。アメフトは、フィールド上でそれぞれ11人が戦うゲームです。アメフトは、サッカーやバスケットボールのようにオフェンスとディフェンスがめまぐるしく変化せずに、野球と同じように、オフェンスとディフェンスがはっきりと分かれています。オフェンスはボールを持って走ったり、前パスを投げたり(1回の攻撃で1回のみ)して、タッチダウン(ボールを持って相手陣地の端を越えること)を狙ったり、ボールをキックしたりして、得点しようとします。ディフェンスは、オフェンスに進まれない(得点されない)ように、体を張って、ボールを持っている選手にタックルしたり、投げられたボールを奪おうとします。アメフトはボールを持っている選手がタックルされたりして膝がつくか、前パスが失敗すれば、1回の攻撃が終わります。(ここがラグビーと違うところ)わかりやすく言えば、野球のアウトカウントと同じです。野球は3アウトをとられるとチェンジですよね。同じようにアメフトでは4回攻撃して10yards進めないと攻守交替になるのです。その4回の攻撃の間に10yards進めば、また4回攻撃できるのです。(攻撃が続けれるところが野球と違うところ)再び4回の攻撃ができる権利を得ることをファーストダウンを取るといいます。タッチダウンに至るまで、何度も何度もこのファーストダウンを取るという作業が繰り返されるのです。攻撃側は、10yardsを進めようとし、ディフェンスはそれを防ごうと必死になるのです。これは格闘技といっても過言ではありません。しかし、アメフトは10yardsのために体を張るだけでなく様々な作戦を立ててお互いに戦うのです。

○アメリカンフットボールをやってみようかな?

 何をするのでも同じ事ですが、大切なのは「やってみたい」と思う気持ちです。「俺は身長が低いから・・・」とか、「俺は足が遅いから・・・」とか、考える前に「やってみたい」と思うことが大切なのです。アメリカンフットボールは、自分の体格や特性を十分に発揮できるポジションがあるスポーツです。身長が低くても、足が遅くてもそれに合ったポジションがあります。また、我がチームでは、小さいころからアメリカンフットボールを経験していたという選手は0人で、みんな1からのスタートです。「中学時代から経験している人と差があるからちょっとなぁ〜」なんて思う必要は全くありまあせん。中学時代に運動部に所属していたかどうかも関係ありません。アメリカンフットボールを「やってみたい」と思う気持ちを持っている人は大歓迎です。ぜひ我がチームに入部して下さい。

○Fighting Ratsの誕生

 清教学園においては、創部してからまだ新しいクラブです。
 1991年 創部
 1992年 協会に登録

○Fighting Ratsのチームカラー

 黒×シルバー(イメージ画像)

○Fighting Ratsの名前の由来

 我がチームの選手は小柄な選手が多く、ユニフォームを着てグラウンドを駆け回る姿がネズミのようだったから、このチーム名になりました。

○Fighting Ratsの標語

 窮鼠猫を噛む・・・最近の公式戦では負け続きですが、最後まで諦めずに勝ちを掴みたいからこの標語にしました。
 Ask, and it shall be given you.・・・これは、横断幕に書かれている言葉ですが、聖書の言葉で、「求めよ、さらば与えられん」と言う意味です。

○Fighting RatsのOBたち

 大学に進学してもフットボ−ルを続けている選手がたくさんおり、このクラブをきっかけにアメフトが好きになってくれているようです。